「女子もそれでいいでぇーす!!」
誰かは知らないが、答えた。
まぁ、アイツが女子を仕切っていたってとこだろう。
「じゃあ、男子は、こっちから順番に1〜17まで
選んで紙に名前を書いてな。
で、女子は、1〜18までなー!」
つまり、一人ひとり好きな番号を選んで、
山田がくじ(紙)を引いて、
そこに書かれた番号だった人が
実行委員ということ。
番号選ぶのだりぃーな~
玲に選んでもらうか。
「玲~。」
肩を叩きながら、玲を呼んだ。
「んー?どうした?」
「俺の分も玲が選んで。」
「え!なんで!?」
そこまで驚くことか?
「え?選ぶのだりぃから。」
「じゃあ、僕が選んで、実行委員になっても
文句言うなよ!」
そこまで俺はちっせー男じゃねぇーよ。
「言わねぇーよ!
だから、お前が決めていい。」
何故かブスっとする玲。
「んー。
まぁ、それならいいけど~。」
渋々と言った感じで了承してくれた。


