「葉七ちゃん! どこまで行くの?」 「もう少しだから!」 言われるがままについていったら、トンネルがあった。 「ここ?」 「そう!ここ!」 なんて会話をしていると、 ヒュー ドーンッ 花火が上がった。 「綺麗だ〜」 葉七ちゃんが花火に見惚れ、言葉をこぼした。 花火を見ながらも、葉七ちゃんを盗み見た。 こうして幸せな時間が流れていった。