それからは


--- 化粧道具が冷凍庫の中に


--- 洗い場のシンクに割れたグラスが


--- ビールを零されたり(自然だったけど)


--- 挙句の果てには、車に傷とパンク


ライターも純ちゃんが、たぶん捨てた。



千尋は、それでも我慢していた。


店の雰囲気がもっと悪くなると思って!


ずっと、ずっと、ずっと!


でも、限界がきそうだったので


真由美さんに話すと、あまりにも酷いので


怖い顔で純ちゃんの元へ。



「ごめんなさい・・・ウェーン」


純ちゃんが、突然泣き出したので


美月と千尋はビックリして駆け寄った。



「どうしたの?」


「千尋、ごめんね」


「うん」


「本当にごめん。

       車、ちゃんと直すから・・・」



今度は、ちゃんと反省してる?