カモフラージュ


和馬と会って、美月やワッキーと遊んで


2日酔いになるまで飲んで


店で馬鹿騒ぎしても、忘れられなかった。



それで、聖菜に聞いてもらおうと思い


会いに来た。


「その、和馬さんだっけ?

           どうだったの?」


「そこ?」


「大事な事だよ!」


「ん~・・・何も・・・」



そう、感じなかった。


ただ、抱かれた


それだけ



「それで

彼への気持ちを再確認しちゃった訳だぁ?」


「そうゆう事になるかなぁ」


照れ隠しに、顔を覆った。


「其処まで好きだったかぁ・・・」


「馬鹿だよね?」


「うん!ホント馬鹿っ!」


吐き捨てたよ?今!


「ごめんなさい」


思いっきり凹む。