カモフラージュ


忘れようとして出来るものじゃない。


シュンと一緒にいた事を、忘れたくもない。



思い出に変わるまで、付き合うよ!


自分の気持ちと・・・



な~んて・・・


やっぱり、そんなに強くなかった



   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆



悪い事だと分かっていた。


甘えてるのも・・・


でも、誰かに傍にいて欲しかった。


その手で、触れて欲しかった。


その声で、言って欲しかった。



だから・・・



「急に電話して・・・すいません。

               お元気でしたか?」


「ああ、なんとかね」


「それは、良かったです」


「長かったね?」


「え?」


「待ってたよ・・・ずっと」


「はい?」



以外過ぎた言葉だった。