カモフラージュ


「千尋ちゃん、ごめん」


「ヒデさんが誤る事じゃないよ。

        誰も悪くない・・・そうでしょ?」


「・・・」



誰も攻められないよぉ



ヒデさんの家に帰り、リビングから


千尋の荷物を持って来てくれた。



シュンは泣いてたらしい。。。



でも、顔を見たら無理でしょ


だから、何も言わずに・・・・・さよなら



自分の車に乗り込み


「色々、ありがとうございました。

       奥さんにも、宜しく言って下さい」


真っ暗なので、ヒデさんの表情は見えない。


「シュンとの繋がりが無くても

   千尋ちゃんは俺の妹だから!

      何かあったら、いつでも来いよ!」


「はい」


エンジンを掛け、発進した。



もう、来る事は無い!