何がどうなっているのか・・・


彼がベットまで運んでくれて


そのまま眠ったらしい。



1時間程で、目を覚ました時には


不思議な程しっかりしていた。



カチッ!カチッ!


マウスの音がしているので


起き上がり、彼に尋ねた。


「何してるの?」


「千尋ちゃん・・・良かったぁ!」


安心した顔で近づき、枕元に座った。


「過呼吸だって。

 過度のストレス、極度な緊張や

 疲れから起きるらしい。

 癖になる事もあるけど

 あまり、心配になくても良いみたい」


「ありがとう。

 調べてくれたんだぁ?

 友達に聞いた事があったけど

 見た事ないから・・・

 苦しくて、死ぬかと思ったよ!」


千尋は、彼の背中におでこを付けた。