キンモクセイ


「イッチーずっと顔が可愛い子がタイプなんて言ってるから彼女できないんだよー」

「余計なお世話」


俺の顔を指差すサヤの指を掴んで下に降ろす。


確かに顔が可愛ければ言うことはない。


でも雰囲気って大事だろう。


いくらなんでも顔だけで決めているわけではない。


告白してくれたギャルの中にも


可愛い子が何人かいたことは事実だから。


「俺はギャルよりサヤみたいな落ち着いた感じのほうが好きなの。」

「何それ、口説いてるつもり?あんたも十分チャラいからね?」

「俺はいたって真面目ですー」