っていや、そうじゃなくて! 「いやいや、あれは私が走って前見てなかったせいで…っ!!」 さすがに受け取れないよ!! 首をぶんぶん横に振って、受け取れないアピールをすると、颯くんは 「いいから、はい!どうぞ!」と言って私の手にオレンジジュースを握らせる。 「えええ〜…でも…」と申し訳ないと顔を向けると、颯くんは私の耳に顔を近づけた。 「それに、ちょっと杏理ちゃんに聞きたいことがあって。いい?」