「うん…。また見ちゃった」 「また最後のシーンは見れなかったの?」 「うん。ほんとに、この夢なんなんだろうねぇ?」 困った顔をしてひろに笑いかけると、 ひろはなにか考え込んでいる。 「そろそろ、なにかあるのかも…」 「え?」 聞き取れなくて、聞き返すと 「なんでもない、ほら先生きたわよ」 と言ってはぐらかされた。 様子のおかしいひろを不思議に思いながらも、私は席についた。