「違うよ…みんな、勘違いしてる。舜くんは性格悪くなんかないもん。 意地悪だけど、優しくて、友達思いで、だから自然と人が寄ってくるの。私は、そんな舜くんだから好きになったの」 私の必死さに、舜くんは照れた様子を見せ、 「杏理は俺のこと買い被りすぎだよ…」と右手で口を覆った。 「だって、本当のことだもん…」 そう言って私は頰を膨らまし、舜くんを見上げる。