その後、3人で話しながら舜くんを見つめていると 舜くんは私に気づいたのかクラスの輪を抜けて、息を切らしてこっちに走って来た。 「杏理…っ」 「舜くん、お疲れ様っ!すっごくかっこよかった!これどうぞっ!」 そう言ってさっき買ったスポーツドリンクを渡す。 舜くんはいきなり現れたスポーツドリンクに数回目をパチパチさせた。 「これ、俺に…?」 「うん!よ、よかったら…」 い、いらなかったかな… そんな不安が心を埋める。 でも、舜くんは次第に笑顔になり「ありがと、杏理」と言って私の頭をなでた。