舜くんに教えてもらったところをもう一度解いてみる。
で、できた…!
嬉しくなって、頰を緩ます。
舜くんに教えてもらったら本当に赤点逃れられそう…!
そんな思いとは裏腹に、さっきからずーーっとドキドキしっぱなし。
私の隣に、舜くんが…!!
…ううん、教えてもらってるのにこんなこと考えてたら不謹慎だよね。
よし、勉強に集中しよう!
そうして私は黙々と問題を解いていった。
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「今、杏理って言ったわよね」
「うん、確かに言った」
「もうそんなに進展してたのか」
「この子たち…」
小声で3人がそんな会話をしてるなんて、問題に集中している私には聞こえるはずもなかった。

