事は三時間前にさかのぼる。。


私は正直友達が多い方ではなかった。


お兄ちゃんがいたからなのか……いや、いたからだろう戦隊モノが好きで話やノリがガキの男子と一緒だったのだ。笑
男子の友達は少しいた。


そのせいかいま思うと小一のくせにませてんな!

と思うが、女子に睨まれることが多々あった。



この土砂降りの雨の日もそうだ。


「Aちゃんのお道具箱からシールとってきてくれない?」


そうありさちゃんという子に頼まれた。


その横で女子が1人ニヤニヤしてこっちを見ている。


そのこの机は近かったし、特に断る理由もなくとって渡そうとした。でも、渡そうとした時にその子はちょっと持っといて!


と言って教室を出て行ってしまった。


あの時なんで私は普通に持っていたのだろうかと不思議に思う、いや、馬鹿だなと呆れる。