浅葱色の君へ

陽妃が出て行ってしばらくすると




近藤さんが調子はどうだ、と訪ねてきた。




そしてそこから試衛館のとき俺が熱を出したときのことから始まり




思い出話に花が咲いた。




まぁ、熱があるわけでもないし久しぶりに楽しい時間だと思った。




近藤さんが帰りさあ寝ようと思ったら今度は総司。




本を読んであげます。とか言って俺の句集を大声で読み始めた。





しかも外に向かって。




総司に向かって大声で怒鳴ってたところを陽妃に見つかりこっぴどく叱られた。