陽「土方さんが一人だなんて、弱さを見せちゃいけないなんて違います!




ご両親も、ご兄弟も、みんなも、みんな土方さんのことを心配していたはずです!




側にいれなかったかもしれないけど…




それでも、土方さんのことを考えていたと思います!





それに、みんな土方さんに頼ってほしいんですよ!」





一気にまくしたてるように話した。




だって、私知っているもの。





みんながどれだけ土方さんのことを思ってるか。





陽「みんな、私と会うと土方さんのこと聞いてくるんですよ?」





土「は…?」




陽「近藤さん、山南さんに総司さん。平助くんや左之さん、新八さんも。





二言目には土方さんはどうだ?って。」





ふふっ





その時のみんなを思い出して思わず笑みがこぼれた。