浅葱色の君へ

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俺の家は農家だった。




親父もお袋もおれがまだ小さい頃に死んだ。





兄貴たちに育てれた。




でもみんな仕事で忙しくて、子供の頃は相手にしてもらえないことが多かった。




俺のことを見てほしくて悪いこともたくさんした。





風邪を引いてもみんな移ったら仕事にならないからってほとんど側にはいてもらえなかった。