浅葱色の君へ

突然触れられた手を思わずはたいてしまった。





陽「あ…す、すみません…。」





違う、違うんです土方さん。






嫌だったんじゃ無いんです。






ただ、恥ずかしくて、怖くてーー。






心の中で思っても、何も知らない土方さんには言えなくて






ただ、謝ることしかできなかった。





土「いや、…悪かった。」





土方さんは悪く無いのに…。





申し訳なくて顔を上げられない。






あなたは今どんな顔をしているの?





重い空気が流れる。