浅葱色の君へ

土「それより、看病ありがとな。」







顔が赤くなっている気がして俯いてたけど思わずあげた。






土「陽妃、頬が赤いぞ。もしかして移ったか…?」






そ、そっちか!






確かにこの状況ならそう思うかも!






まさか土方さんがかっこよくて、なんて言えない。






何も答えなかった私を見てさらに心配そうな声を出す土方さん。






土「おい、本当に大丈夫か?」





ピタ





土方さんの右手が私の額に触れた。






陽「…っ!!」







バシッ