浅葱色の君へ

総 「早く入りなよ。」




陽 「し、失礼しま……ッ…!!」




声が出なかった。



足はすくんで、息がうまくできなかった。





な、なんであの人がここに…!?





総 「ちょっとなにしてんの?」




沖田さんが不機嫌そうに言っているのに体が動かない。





まるで、金縛りにあったみたいだ。





体が、震える。