浅葱色の君へ


土「陽妃、お前がわかること全て教えてくれ。」









陽「は、はいっ!」









私は沖田さんが倒れること、平助くんが額に、新八さんが親指の付け根に怪我をすることなどを伝えた。








2人とも無言で考え込んでいるようだった。









土「…よし。近藤さん、隊士の編成をする。」










沈黙を破ったのは土方さんだった。










近「どうするつもりだ、歳。」









土「四国屋に行くはずだった隊士のを半分池田屋に向かわせる。」









近「歳!それは危険じゃないか?」










土「そうです!歴史通りになるかもまだわからないし…」









すると土方さんはふっと微笑んで言った。









土「お前を信じてるから。」