浅葱色の君へ

陽 「はい。本当です。」





近 「そうか。それは大変だね。」





陽 「信じて…くれるんですか…?」





近 「君の瞳は嘘をついている瞳ではなかった。」




陽 「あ…ありがとうございます。」





うれし涙を浮かべて頭をさげる陽妃。






土 「おい、証拠はあるのか。」






陽妃の格好は普通の部屋着。





携帯なんかは何も持っていなかった。