りりー!!早く来てぇ!!!逃げちゃう逃げちゃう!
るる待ってよぉ泣

「ハァハァやっとおい……ついたハァ」

もぉおそい!!逃げちゃったじゃんかぁ……

そう言ってるるはブスっとすねた。

「もう。るるなにをみたの?」

「綺麗な魚。」

しかたがないお父さんの言いつけちょっとやぶっちゃえ笑

そう思い青く光る石のついたペンダントをはずした。

それを見たるるは目を輝かせた。

「お姉ちゃんいいの?!?!」

「めっちゃ嬉しそうじゃん笑お父さんにはナイショだよ?」

「うん!!!」

そして双子の姉りりは集中し始めた。

風が騒ぎ川の水が乱れ空気が踊り出した。

いもうとのるるは静かにその様子を見ていた。

すると川の水が魚の形となり宙にまい踊り出した。

るるは「わぁ!」と歓声をあげ魚の大群に突っ込んでいった。

「ガサッ!」

りりはビクッとし振り返った、

そこには村の子が腰を抜かし座り込んでいた。

「まっ魔女!!」

「しまった!」

りりはすぐさま魔法をやめるるを連れて家へかけ戻った。

「まだ遊びたかったのに!!お姉ちゃんのバカ!」

「ごめんねるる、あんな所見られたらこの村にいられなくなっちゃう。後でお父さんに記憶を消してもらわなきゃ……」

「るるお姉ちゃんみたいな魔法どうしたら使えるようになるのかな〜」

「るる、魔法なんて行きづらくなるだけだよ。。魔女狩りが悪化して大変なんだよ?……」

そう言ってリリが考え込んでしまったのをるるは黙って見ていた。

「私が使えたらなぁ……」