銀箔の姫と金箔の王子




コンコン。


「失礼します!」


慌てて入って来たのは休ませたはずのハルだった。


「どうしたの、ハル」


「陛下に早急にお伝えしたいことがあって参りました!」


「何事だ」


「アルドベリク国王陛下が王の間にいらっしゃいます!陛下に用があると…」


アルドベリクの国王が急に来るなんて。