その理由はあとで知ることになる。


「にゃー」


「リサ、あそこに子猫がいる」


リアムの目線を辿ると大きな木の近くに子猫が3匹いた。


黒猫が2匹、白猫が1匹だった。


「本当だ。可愛い」


子猫に近づくと2匹の黒猫が私のところにきた。


白猫はリアムのところへ行った。


「可愛いな、こいつ」