明るい茶髪,制服の下の派手なパーカーにネックレス。
一見秀とは対照的な派手な男子生徒がそこにいた。



「…あ,ありがとな。ところで誰?」

「なんだよ!!同じクラスだろ!?」

「そうだっけ!?」


…こんな派手なやつ居たか?
秀は先ほどまでの短い記憶を辿る。


「ま,仕方ないかぁ。君が来た時間からずっと屋上で寝てたしー。」

「なんだよιじゃー分かんねーやι」

「2年B組!瀬賀壱紀(セガイツキ)!!宜しくな!しゅーちゃん!!」」

「しゅ,しゅーちゃん!?」

「だって名前゙秀゙でしょ?だからしゅーちゃん♪」

「あのなぁι」

「これ決定ね!俺呼び捨て出来ないシュギなの!!だから宜しく!!」

「ちゃん付けで呼ばれんのなんて初めてだぞ。」

「良いじゃん♪変じゃないもん。」

「そういう問題じゃねーよι」