「全くι落ち着くどころじゃないな‥ι」

奈央は再びため息をついた。


「どうせ,居残りくらったんでしょー?松本から聞いたよ,先生に呼び出されてたってさー♪また授業中寝てたんでしょー。」

「クソ,あの野郎ばらしやがってι」

「いつもの事だろう。」

「うわーι奈央に言われると傷つくーιてか夕こそ,なんでここに居んだよ。相方はどーした相方は。」

「晴也は麻菜と帰ったらしい。」

「はっはーん。オメーもあんま人の事言えねぇじゃん?」

「うるさいなー!」

「はぁ‥これじゃ騒がしくて駄目だなι」


奈央はそう呟くと,書類を鞄にしまい出した。

「帰んの?」

「場所を移して,近くの店でやる事にする。」

「よし!じゃあ俺も行く。って事で夕君さよなら★」

「ずるい!!俺も行くー!」

「なんでそーなる‥ι」

奈央は呆れながらさっさと玄関の方へ足を進めた。

「あ!待ってよ奈央ー!」



















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