──

meが、ふと、縁側に目を移した時



私の前を…悠々と、横切る謎の影…



障子に映し出された影は… 小さく… とん


がった耳を持ち すらっと短い足…


長い胴…鋭い爪…伸びた髭…




──そう、これは あの時の猫やんン!!