なんやかんやで、人気のパンケーキ屋に来た。
おぉ、長い行列。
「さぁ、並ぼう」
カップルや家族、色んな人が並んでいた。
一時間…いや、それ以上待たされ店内に入る事ができた。
「わぁ…美味しそう!!どれにしようかなぁっ!」
優子さんは、メニューを見て目を輝かせていた。
ふと、部長を見れば私を嫌うような目とは正反対に愛しそうな目で優子さんを眺めていた。
ズキッ…!
あぁ、何で胸がいたいの?
この人はもう昔のあの人ではない。
もう、2度と戻れない二人なんだから。
馬鹿みたいに、昔に浸るのはよそう。
「雪ちゃんは何にする?」
「え?あぁ、どれも美味しそうで迷います」
メニューを見ても前の席に座るふたりが気になって全然頭に入ってこなかった。


