第3者恋

そして私はレシピを完成させた。いよいよ今日から文化祭が始まる!


1日目は校内発表なので他の人は来れないようになっている。2日目だけが校外発表と言うわけだ。私もお兄ちゃんのを見たけど凄かった印象が強いから楽しみ!


「華奈に雪は行きたい所あるー?」

「私は佐々木先輩と約束したからそこかな」

「え、ゆーの所なの。私はこのたこ焼き屋」

「私は全部!!」


流石は祈音だよ…欲張りだなぁ〜

いいんだけど回るの大変そうだよ…私達には働く時間もあるって忘れてない?


初めての文化祭に浮かれていたのか

それとも全てを忘れていたのか


“校外も来る”

と言うことを気に止めていなかった



私達は最初に佐々木先輩のクラスへと向かった。食品でもないのにかなりの人気で既に並んでいた。


「祈音達来てくれたんだね」

「あ、はい!」


「イケメンすぎ、佐々木先輩」って女子の声とかが聴こえてくる。他には「水永先輩とか、七瀬会長も居るし」


まぁ…、あの3人の先輩は人気者と言うわけだ

確かに佐々木先輩は女子ウケいいし、水永先輩もサッカー部のエースって言ってたしね。七瀬先輩は生徒会長


むしろ私はとんでも無い人達と仲良くなったとも言えるのか…なんか、驚くなぁ


「春野さんどうした?」

「いえ。水永先輩達が人気だなって思っただけですよ」ニコッ

「そっか(春野さんも人気だけど…)」