幸せな投稿が次々と縦に流されていく。 そんな中に埋もれる 私のため息と、あなたとの記憶。 朝起きて、顔を洗い、歯を磨き、 ドレッサーの前に腰を下ろす、 化粧をして、はっきりとした顔になった後、 鏡の奥の自分に微笑む。 私の視界に映る鏡の奥の世界、 何かが足りないと思う。 彼女はそれが忘れられない彼だ。と いうことに 嫌になる程気づいていた。