「だから柊って呼んで。」 「しゅ、柊っ。」 ダメだ恥ずかしい。 「あー、可愛い、よく出来ました。」 こんなに甘くて優しい柊に触れたのは初めてで、もうキュン死してしまいそうなくらいだ。 「…柊、好きだよ。」 そういうと『分かってる』と優しく微笑んむ。 優しくキスが甘く冬の空に溶けていく。 そんな冬の日。 「あ、メルの存在忘れてた」 「メルに見られてるね」 fin.