そんな冬の日【完】




「…やっぱな。付き合うの?」




興味のなさそうなその声とその顔。





そして目線はついに逸らされてしまった。





付き合う?私が?千歳先輩と?…そんなわけない、柊ちゃん以外私ありえないもん。





その言葉に傷つく。






「…付き合わ、な、いよ。」







俯き、唇をかみしめて、手に力を込めるけど、やはり視界は涙で歪んでくる。








「まあそうだよな。お前兄貴のことが好きだもんな。」






その言葉に耳を疑う。



「……え?」


「そうなんだろ?」


淡々という彼に私の頭はまだ追いつかない。



「…誰が誰を好きって?」



「…お前が兄貴を。」



いやいやまてまて。