「はい、小児科です。」 「謙也に会ったのか?」 謙也って誰だ? 「あの、謙也さんとは?」 「あー、僕のことだよ。」 あれ、この声知ってる。 後ろを振り返れば狭間先生。 「あ、狭間先生。どうかしましたか?」 「用があるのは涼のほうなんだ。 あ、夏山さんさっきはありがとね。」 結城先生の目が笑っていない。 なんか機嫌悪い? 「…さっきって?」 「小児科の患者さんの注射してくれてさ 本当に助かったよ。」