「別にそんなに怖がんなくても襲いはしねーよ。病人に手を出すとかそこまで俺は飢えてないからな?」
そう言いながら
結城先生はあたしを抱えた。
世に言う、お姫様抱っこってやつ?
「少し、寝てていいぞ?」
「…ん。」
あたしの身体は余程疲れていたのかな。
寝てていいって言われた瞬間
あたしの瞼が自然と閉じた。
なんで、結城先生といたらこんなにドキドキするのだろう。
なんで、
声を聞く度愛おしいと思うのだろうか?
あたしは、
結城先生に恋をしてしまったのか。
自分自身のことなのに把握できない。
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