信号待ちのときに、結城先生はあたしの手首に指を置き脈をはかっていた。 さすが、医者だなって思った。 「…やばいな、少し脈が乱れてる。」 「…」 「俺の家で治療する。当分は俺の家に泊まっていけ。」 身体がだるすぎて反抗する気にもならない。 でも、あたし自身あまり反抗する気もない。 「志帆着いたぞ。」 着いたのは都内にある高層マンション 50階建ての高級マンションだ。 「志帆、ほら立てるか?」