「ん……?あれ、志帆?」
メガネをかけていない結城先生はとても新鮮な感じがした。
「起きましたか?結城先生。もう、夕方の5時ですよ?余程お疲れでしたんですね」
「あぁ、本当に疲れた。
だから、志帆?俺のこと癒して?」
「癒すって…。あたしは猫じゃないですよ」
結城先生は意外と可愛いものが好きなの?
癒しって。
この人にとっての癒しは何だろう。
「いい加減、志帆さ俺のこと好きになってよ。俺はいつまで待てばいいんだ?」
「そんなこと知りませんよ。」
『好き』って感情もどんなものか
この多忙な4年間で忘れてしまった。

