涼side




「ふぁぁ〜。」

「涼、眠そうじゃん。」



隣の席でパソコンを弄ってる木更津が
俺のことをチラッとみてクスッと笑う。



「今朝は誰も起こしてくれなかったもんで
朝はドタバタだった。」

「おまえ、志帆ちゃんと暮らす前どうやってまじで生活してたんだよ。」



志帆の暮らす前は確か、今日みたいな。



「その彼女は今日帰ってくるんだっけ?」

「あぁ、」



俺はペン回しをしながら色々記載していく