「夏山さん?……あれ奇遇だね。」 「狭間先生?なぜ外科病棟に?」 「んー?さっきまで蒼君が君を探してここまで来てたから看護師達とお迎えにね。」 あたしを探しに? 蒼君が、なんでだろ? 「まさか、患者さんだったとはね。 そりゃ、見つからない。…不整脈の?」 「はい。明日アブレーション治療が。」 「頑張ってね。」 あたしの病室の前は涼が仁王立ちして 呆れた顔で待っていた。 「ったく、おまえは目が離せない。 まさか、謙也が外科病棟にいたなんてな。」