救急病棟はかなり慌ただしい。 「志帆ちゃんが通行人でよかったよ。 さすが、外科看護師だね。」 「…そりゃ、倒れてる人をみれば助けるのは当たり前のことですよ。」 イスに座りながら、さっき自動販売機で買ったミルクティーを飲む。 「……志帆ちゃん?あれ、何してるの? 今日は涼と休みじゃないの?」 救急病棟に木更津先生が片手にカルテを持ちながら来た。 「休みなんですけど交通事故に居合わせてしまってこんな状況になりました。」 「ハハッ、そりゃ大変だったね。んで、涼はいないけど、どうしたの?」