涼side




時が経つのもはやく、
3月になった。



「おはよう、志帆。」

「…」



相変わらず寝起きの悪い志帆で
中々起きなくて大変だ。


だが、今日は久しぶりに俺も志帆も休み。



「…ん?おはよう、涼」



目をこすりながら起き上がる志帆。


そういえば先週から同棲し始めた。
毎日が楽しくてしょうがない。


〜♪〜♪


ベッドの隣の机に置いていた俺のスマホが鳴り
電話にでた。



「もしもし?」

『あれ、朝にしては機嫌いいじゃん。』