「夏山さん大丈夫?」 腕を掴まれて何とか倒れずにすんだ。 「…はい。外科病棟に戻りますね」 「ストップ。夏山さん脈乱れてる、もしかして不整脈持ちなんじゃない?」 「?!」 少し腕を掴まれただけ。 本当に医者はすごいと思う。 「それにチアノーゼも出てるね。 もしかして、貧血気味?」 「……多分。」 カバンの中に涼から渡された薬がある。 それを飲めば大丈夫だと思うんだけど 「薬は?」 「カバンにあります。 ………そろそろ失礼します。」