「蒼君、狭間先生や看護師さんは知っているのかな?…抜け出してきたんでしょ?」
図星だったみたいで
下を向いてしまった。
「こら〜、ダメでしょ?ほら、お姉ちゃんと小児科病棟に戻ろう?」
「やだぁ!僕いっぱいお昼寝したからね?眠たくないの!」
「とりあえず小児科病棟戻ろっか?
お姉ちゃんもついて行ってあげるからね?
先輩達、ここお願いしてもいいですか?」
「大丈夫よ。行ってらっしゃい!」
蒼君は『うん』と頷き手を繋いで
小児科病棟に足を運んだ。
小児科病棟は少し慌ただしかった。
「蒼君?!……狭間先生いました!」

