それだけ伝えて、マンションを出た。 マンションから徒歩5分で大きな駅がある。 ここから電車で1時間程あたしの故郷である結構な田舎の『宮ノ丘町』がある。 そこから今日あたしの幼馴染みが来る。 本当ならあたしが行きたいんだけど 夜勤だから深夜0時から。 「志帆ー!遅いよー!」 「ごめん、優希!」 優希はショートヘアーで 姉系女子って感じ。 小さい頃からずっと一緒だったけど 大学進学と共に離れた。 「ごめん!どこ行く?」 「あ、『Cyaron』ってお店知ってる? あそこ行きたいんだけど!」