やばいダッシュで行かないと遅刻だ。

「和佐!早く靴履いて!遅刻…」

言い切らないうちに和佐が私の手をひく

「急ぐよ!」

誰のせいでこんなギリギリになったと思ってるの!?
でもその言葉はそっと胸の中にしまった。