楓は、MAKIDAIのマンション前までたどり着くとまず上を見上げた。
(う〜っ、すごい高層マンション。お金持ちの人ばっかり住んでるんだよね。)
未知の世界に足を踏み入れたかのようについつい、あちこちに目が行ってしまう。
エントランスでは、
「手が震える〜」
インターホンを押す前に深呼吸をする。
(番号間違えないように押さなきゃね)
慎重に番号を押す。
すると、
「はいっ」
MAKIDAIの声。
「あっ、あの、楓です」
「どうぞぉ」
返事の後に、エントランスのドアが開く。
エレベーターホールに立ち、上行きのボタンを押す。
一応、芸能人の部屋に行く訳なので少し周りを見回して人気のないことを確認する。
エレベーターに乗り、25階で降りる。
(なんか、ホテルみたい)
高級な造りの廊下を歩いて、MAKIDAIの部屋の玄関へ。
(ここかな。合ってるよね?)
番号をもう一度確かめて、チャイムを鳴らす。
少し待つと鍵を開ける音がして、ドアがすっと開く。
「いらっしゃい、さ、入って」
お待ちかねだったようで、ニコニコのMAKIDAI。
楓は、笑顔でいるがどこかぎこちなくなってしまう。
「こんばんは。…おじゃまします」
「ん?なんか、硬いね」
「ちょっと緊張しちゃって」
「まぁまぁ、気楽にね」
色んな意味で緊張する楓。
高級マンションに住む芸能人、しかも今までずっとファンだったMAKIDAIの家に泊まる。
考えるだけで、目眩がする。
(う〜っ、すごい高層マンション。お金持ちの人ばっかり住んでるんだよね。)
未知の世界に足を踏み入れたかのようについつい、あちこちに目が行ってしまう。
エントランスでは、
「手が震える〜」
インターホンを押す前に深呼吸をする。
(番号間違えないように押さなきゃね)
慎重に番号を押す。
すると、
「はいっ」
MAKIDAIの声。
「あっ、あの、楓です」
「どうぞぉ」
返事の後に、エントランスのドアが開く。
エレベーターホールに立ち、上行きのボタンを押す。
一応、芸能人の部屋に行く訳なので少し周りを見回して人気のないことを確認する。
エレベーターに乗り、25階で降りる。
(なんか、ホテルみたい)
高級な造りの廊下を歩いて、MAKIDAIの部屋の玄関へ。
(ここかな。合ってるよね?)
番号をもう一度確かめて、チャイムを鳴らす。
少し待つと鍵を開ける音がして、ドアがすっと開く。
「いらっしゃい、さ、入って」
お待ちかねだったようで、ニコニコのMAKIDAI。
楓は、笑顔でいるがどこかぎこちなくなってしまう。
「こんばんは。…おじゃまします」
「ん?なんか、硬いね」
「ちょっと緊張しちゃって」
「まぁまぁ、気楽にね」
色んな意味で緊張する楓。
高級マンションに住む芸能人、しかも今までずっとファンだったMAKIDAIの家に泊まる。
考えるだけで、目眩がする。


