東京駅。
MAKIDAIは、名古屋での仕事の為に新幹線に乗り込んでいた。
(あぁ、一人だと寝過ごしそうで嫌だなぁ)
今日は、マネージャーなしで一人で移動のMAKIDAI。
出発のベルが聞こえ、列車が動きだした。
少しすると、息をつきながら一人の女性がやってきた。
「6号車…Bの5…、あ、ここだ」
MAKIDAIの席の隣のようだ。
(おっ、隣、女の人じゃん、しかも、可愛い。一人だとこういうラッキーもあるよね〜)
女性が荷物を荷台にあげようと持ち上げる姿を見てMAKIDAIはすかさず声を掛ける。
「手伝いましょうか?」
「あ、ありがとうございます」
女性は、細っそりとして背もそんなに大きくない為、スーツケースを持ち上げるには気の毒にも見えた。
MAKIDAIは、軽々と持ち上げ荷台へとのせる。
女性はそのMAKIDAIの顔をじっと見て、首を傾げたがすぐに目をそらした。
(あ、マスク外したままだった。気付かれたかな)
MAKIDAIは、その視線に気付きさりげなく口元を隠す。
「ありがとうございました」
女性は、そう言って軽く会釈をすると、何事もなかったように席についた。
MAKIDAIは、名古屋での仕事の為に新幹線に乗り込んでいた。
(あぁ、一人だと寝過ごしそうで嫌だなぁ)
今日は、マネージャーなしで一人で移動のMAKIDAI。
出発のベルが聞こえ、列車が動きだした。
少しすると、息をつきながら一人の女性がやってきた。
「6号車…Bの5…、あ、ここだ」
MAKIDAIの席の隣のようだ。
(おっ、隣、女の人じゃん、しかも、可愛い。一人だとこういうラッキーもあるよね〜)
女性が荷物を荷台にあげようと持ち上げる姿を見てMAKIDAIはすかさず声を掛ける。
「手伝いましょうか?」
「あ、ありがとうございます」
女性は、細っそりとして背もそんなに大きくない為、スーツケースを持ち上げるには気の毒にも見えた。
MAKIDAIは、軽々と持ち上げ荷台へとのせる。
女性はそのMAKIDAIの顔をじっと見て、首を傾げたがすぐに目をそらした。
(あ、マスク外したままだった。気付かれたかな)
MAKIDAIは、その視線に気付きさりげなく口元を隠す。
「ありがとうございました」
女性は、そう言って軽く会釈をすると、何事もなかったように席についた。


