理科室だった。



やばいやばい...!!どっかに...!!











そう思い理科準備室に続く扉を開いた。


そこには様々な実験器具や模型、薬品が置いてあった。




何か、武器になりそうなもの...っ









辺りを見回してあるもので目が止まった。


顕微鏡だった。





桐谷がけらけらと笑いながら準備室に入ってきた所で、俺は顕微鏡を桐谷の頭めがけて降り下ろした。




ごつっと鈍い音がなる。

「っ...!?」




桐谷はその場に倒れて血を流した。







その隙に俺は逃げ、3階の普通棟に走った。