ヒュー達が立ち去った後、バニングらとデュラハン社の面々は佇む。

「…どうするんだ、これから」

ジェイソンが呟く。

Disposableのリーダーはバニングだ。

全ての決定はバニングに委ねられる。

「俺達デュラハン社の仕事はここまでだ。Disposableの中にいる臓器ブローカー関係者を炙り出す。それ以上の事は、タスクフォースには依頼されていないからな」

ガイストが煙草に火を点け、くゆらせた。

彼なりの配慮なのだろう。

身内の不始末は身内で片付けるか、それともこのまま見逃すのか。

どうするかはバニングに任せる。