Disposableはここから、ホクシという村に向かう。

ホクシという村はとても貧しい。

その為、村人らは自分の臓器を売って生活の糧にしている。

臓器ブローカーが定期的にこの村周辺にやってきては、金に困っている村人達に健康な腎臓を片方売るようけしかける。

その結果成人の殆どが腎臓を1つ摘出されており、この村は『腎臓村』とも呼ばれている。

臓器ブローカーは、善良な村人達に、人間は腎臓ひとつでも生きられるとか、腎臓は切り取っても再生するといったでっちあげ話をして、南インドに連れて行って手術をしてしまう。

4人の子供の母親であるギータという女性は、こうした言葉に騙されて、自分の腎臓を売ってしまった。

たった2000ドル(約24万円)で。